さいたま市と周辺市町を商圏に造園業を営んでいる。
元々は8割以上ハウスメーカーの下請けであったが、「適正価格での受注」「提案力の発揮」を目標に掲げ、一般のお客様からの直接受注を進めてきた。
今後さらに直接受注の比率を増やして企業体質の強化を図るため、マンション・アパートなど集合住宅の植栽・緑地管理の受注に力を入れたい。
管理会社を通さず、管理組合や賃貸マンションオーナーから直に庭の維持管理を請け負うことにより、コストを抑えつつ高品質な緑地を提供する。
グリーンページ トップ > 導入実績 > マンション管理組合や賃貸マンションオーナーから直に植栽・緑地管理を受注
造園工事業
~マンション管理組合や賃貸マンションオーナーに直アプローチ~
~業界事情~さまざまな専門業者が担うマンション管理
マンションの管理には、清掃(建物クリーニング)や修繕(リフォーム)、エレベーター、消防設備、貯水槽、機械式駐車場など、専門業者がおこなう業務がさまざまある。植栽・緑地管理もそのひとつである。
「管理会社への全面委託」から「管理組合による直接発注」への流れ
分譲マンション管理の方法は、大きく分けて、A.全面委託(管理組合がひとつの管理会社に一括して任せる)、B.一部委託(管理組合が一部の管理業務を自らおこなう)、C.自主管理(管理組合がすべての管理業務をおこなう)がある。
Aの全面委託では、管理会社(主に分譲業者指定の会社)が下請け業者に専門工事を発注し、BやCでは管理組合が直接発注する。
従来ほとんどはAの全面委託であったが、マンション管理適正化法の施行や管理組合の経費削減意識の高まり、インターネットの普及で情報が入手しやすくなったことなどから、少しずつBやCが増えてきている。
住民が満足する緑地管理を提供するには
“快適な住環境”として緑化へのニーズは高いが、剪定、堆肥、除草、草刈り、害虫駆除、芝生管理など、年間を通して大変な作業がある。なかなか住民の手でできるものではない。
かといって上記Aの全面委託方式では中間マージン(10~20%)が発生したり競争原理が働かなかったりで、管理委託費が高くついてしまう。専門家(建築士やコンサルタント)の支援を受けてCの自主管理をおこなうケースもあるが、この場合も費用は発生する。
実際、「管理会社の推奨する業者の見積りが高い」「良心的で技術も確かな植栽業者を探している」など、マンションの管理組合からの問い合わせが増えており、「直接発注したい」との要望は多い。
当社では「親身にご相談に応じる」「より良い緑を提案する」「緊急対応に応じる」などをモットーに、費用を抑え、かつ質の高い緑地管理を提供したい。
テレアポ、DM、ポスティングで積極アプローチへ
これまでマンションの植栽は、トップページなどを経由して入ってきた仕事をやってきた。
今回はグリーンページから「マンション管理組合」「不動産管理会社」が含まれる業種(非営利団体、建物売買、不動産売買)を取り出し、テレアポやDM、ポスティングなど積極的なアプローチをした。
また、賃貸マンションオーナーの植栽へのニーズも同様に高まっていると思われるため、「賃貸マンション・アパート」が含まれる業種(貸しアパート、貸家)にもアプローチした。
その結果、チラシDMやポスティング後のひと月で約30件の問い合わせがあり、現在7割ほど契約が進んでいる。今後必要に応じて電話でのフォローもしていきたい。
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